みなさん、こんにちは☆

すっかりご無沙汰してしまっておりましたら、気が付いたらもうこんな時期!!

みなさんも風邪などひかずにお過ごしでしょうか。

新しいコーチ陣もたくさん加わっていただき、古株の自分などはすっかり忘れ去られてしまっておりました…()

いろいろ諸事情あって、滞っていた『葛塾通信』でしたが、久々に執筆してみようかと思いました。

 

本日10月7日【日】は秋季大会2回戦。

相手は同じ南部地区の『西新田子どもかい』さん!!

何度となく戦ってきて、その戦力もなんとなくわかってはいるものの、やはり一発勝負のトーナメントということもあり、ご存じ迷将海野監督、気を引き締めてかからないとと言ったところだった。

 

試合当日、相変わらず私と監督は、道中どうでもいい話で士気を高めていくのであった!!

途中、コンビニで監督が自分にアイスコーヒー(どんなに寒くとも)をおごるという儀式(これを勝手に「勝利の方程式」名付けている)を済ませようとコンビニに寄ると、

 

「監督~~~♪

 

いつもこ~~よ~~が

 

お世話になっております~

 

~☆」

 

という周り全員が振り向く大きな声に戸惑うおっさん二人(笑)

たまたまコンビニいらっしゃった こうようのママと善ママ。

すると、こうようのママがアイスコーヒーを奢ってくださるとのこと。

しかし、監督は監督で必死に、勝利の方程式を崩さないように自分で支払おうとするのだが、こうようママもまた今回だけはわたしがわたしがとまったく引かない。

そして、そのやり取りを外から見るわたしと善ママは

「まるでダチョウ倶楽部(どうぞどうぞ♪)だねぇ~」と、ついついそのミニコントを見入っているのであった結局、こうようママのパワーに打ち負けた監督は、こうようママの御好意を受け取ることにしたのであった。※ありがとうございます♪

そして、車中に戻ると、早速二人でアイスコーヒーを飲みながら「勝利の方程式」が崩れたなと大笑いして球場に向かうのであった(笑)

そんな突発的な出来事に気を良くした監督は、意気揚々とグランドに向かうのだった。

この背中を見た瞬間に私は今日の『勝利』を確信するのだった()

相手はいつも戦っているとはいえ、秋の県大会である「ろうきん旗」出場を決めている強豪チーム!

ことの外緊張を走らせるルーキーズナイン!!

そして、意味もなく緊張し、呂律も回らず

『リキ~~!!』

の声を連呼する鬼の石川コーチ

そして、それを見て、無言で頷く山登りのスペシャリスト眞野コーチ

高校時代からワンダーフォーゲル部〔登山部〕に所属しているだけあり、今年度の合宿でも瞬く間に息一つ切らすことなく一山昇りつめたことから、人は彼のことを山の神』と呼ぶ。

そんな2人のコーチのやりとりを見て、いつも通りだなと安心する私☆()

 

シートノックも終わり、さぁ、試合開始!

 

 

ルーキーズは初回、先頭のこうよう、二番カズハはあえなく凡退したものの、ツーアウトから理仁がライト前のポテンヒットで出塁すると、2塁へ盗塁!!

そこでバッター四番キャプテン李樹!!

ここ最近調子を崩していて、四番の座をタケルに明け渡していたものの、朝の打撃練習で快音を響かせていたのを監督が見逃さず、「今日の4番は李樹だな!」と腹をくくったようだった。

李樹はその期待に見事にこたえて、レフトオーバーのタイムリーツーベース☆

期待通りの活躍に沸き起こるベンチの歓声、さらにはご存知ルーキーズ女子の黄色い声援も大きくこだまするのであった!!

1回裏、先発はエース理仁

監督と立ち上がりが心配だなと言っていたが、そんな心配を余所に理仁は4回までパーフェクトピッチング!!

5回表にたまたまショート李樹のエラーがあったもののその後も要所を抑えて、5回無安打・無四球の100点満点のピッチングであった☆

打撃陣も3回表に、先頭のが四球で出ると相手バッテリーのすきをついて盗塁!!

さらにこうようの内野ゴロ悪送球の間には悠々本塁に帰還!!

なんと効率の良い形で2点目をゲット!!

守備では、ゆうまが幾度となく難しい当たりをさばき、淡々とアウトを重ね、ファーストのタケル5回の裏ノーアウト2塁のピンチで、難しいファーストゴロを見事にさばいてアウト!!

あそこが抜けていたら、2-0で勝っていたとはいえ、ノーアウト1塁3塁、盗塁されてノーアウト2・3塁の大ピンチだったに違いない!!

それを考えると、タケルのあのファインプレーは相当大きなプレーだろう☆(ナイス、タケル!!)

さらには相手チームの三盗を見事に刺したカズハ!!

カズハのキャッチャーフライでのダイブを始め、5年生ながら、無言で見事にチームを牽引するカズハは無条件にすごいなと思った☆

6回裏は、ゆうまの変幻自在のピッチング、レフトフライでワンアウトを取ると、さらにサードのファインプレー(なんでもナイゴロのように見えつつ、かなり難しいあたりだと思う)もあり、3者凡退に切って取ったのであった。

そのいい流れをもとに、7回には再び四球のが二盗を決め、さらに相手のすきを突いた三盗!!

完全にバッテリーの無警戒をついたご存じこれが「海野マジック!!」

そして、その期待に見事なのナイス走塁であった!!

その後、相手ピッチャーのワイルドピッチで三塁から生還!!

喉から手の出る「3点目」をゲット!!

試合前の金曜日、監督と別件で面談をしていたときに、「西との試合は、2点以内に抑えて、なんとか3点取って勝ちたいな」と私と話していた監督。

まさに、その希望道理の3点目をゲットできたのはかなり大きかった。

7回、抑えの切り札李樹が満を持してマウンドに上がったものの、ツーアウトからアンラッキーなヒットと相手4番の見事なライト前ヒットもあり、1点を返されて3-1…

しかし、ここで、特筆すべきは、ライトトモキのナイスプレーであった!!

ライト前に飛んだ当たりはかなり当たりもよく、正直外野を抜けてもおかしくない当たりであった。

しかし、トモキの必死に伸ばした腕の先にあるグローブに見事に収まり、ピンチを拡大することを防ぐのであった

それをみた社長(大野コーチ)から、満面の笑が見えたことも付け加えておこう(笑)

ゲームはツーアウト2・3塁のピンチが続くこの場面…

みんな祈るように、ゲームに見つめていたその瞬間であった!!

相手の2塁ランナーがスルスルっと塁から離れた!!

そのタイミングで李樹も慌てずプレートを外し、見事にランナーを挟み、挟殺プレーで最後はタッチアウト!!!

この瞬間、ルーキーズの勝利準決勝進出が確定するのであった!!

沸き起こる大歓声。

そして、喜びの涙を流す保護者もいる中、最後の挨拶に来る子どもたちの満面の笑顔!!

 

この最高の笑顔をこれからもずっと続けていってほしいとそう願う瞬間でもあった

 

しかし、明日は準決勝・決勝とダブルヘッダーである。

浮かれている場合じゃないぞ!!

勝手兜の緒を締めよ!!

まさにこの言葉が当てはまるときでもある!!

最後の大会で100点満点の笑顔を出し続けるためにも、この調子でやっていこう!!

 

最高だ!

 

ルーキーズ!!!

 

カツジュクつうしん