監督:『さすがにもうないっすよ!!』
私:『えっ?!なにがよ』
監督:『いやぁ~、いつものやつ【嫁の愚痴】っすよ!だって、引き出すのうまいから~!!』
私:『んっ?!』
監督:『だって、気が付いたら自分いつも丸裸みたいなもんですよ(笑)』
と まぁ、道具車に乗り込むや否や、監督といつものようにどうでもいい会話に華を咲かせながら、二人のオッサンを乗せた車は、一路球場へと向かうのであった!
本日H28年11月20日【日】は、第32回少年野球千葉県選手権大会【ろうきん旗杯】準決勝・決勝のダブルヘッダーが行われる日であった☆
ろうきん旗シリーズ第3弾【ファイナル】
~遠足後のバスのように 夢の続きはいつまでも~
その日は、朝からいつもの違っていた
監督が嫁の愚痴を言わないことか?! 否!さすがにそれは子どもたちの前では言わない
そいつは試合前の金曜日にこれでもかという限りに某塾で聞いていた(笑)
飲んだくれが二日酔いでないことか?! 否! 安定の酒のにおいをプンプンさせている(笑)
勝負師が勝負を捨てたのか?! 否! 朝一から12月決戦日の確認がわたしになされている
今大会初のエロ澤コーチの参戦か?! 確かにそれもある!!
が、しかし、それをいったらきりがないだろう
今思えば県大会 セミファイナル・ファイナルという重圧に自分自身が飲まれていたのではないかとも思えたのだが、とにかくいつもとは違う独特の何かを肌で大きく感じていた
球場に到着すると球場の大きさとその素晴らしさに思わず感動してしまった!!
野球経験のない自分ではあるが、人工芝のグランドに立てる子どもたちを羨ましいと心から思ったのであった
本日の相手は「印旛ブラザーズ」
ろうきん旗【秋の県大会】はもちろん、全日本学童選手権千葉県予選 日報杯【夏の県大会】の常連チーム! 云わば、『横綱』と言っても過言ではないだろう!!
試合開始前に千葉県連盟の方々のお茶運びのお手伝いをして「これで、10点ハンデを頂きます☆」などとコーチ陣も冗談交じりの会話を話すほど、リラックスしているようではあったが、その動きにぎこちなさがうかがえたのも事実だった
試合前の練習では、予想以上に球足の速い人工芝にとまどう子どもたち
そして、そこにはいつも以上に子どもたちを叱咤する「飲んだくれ」がいた
「芝が違うんだから、球のスピードが違うんだよ!!」
必死に声を出して説明する飲んだくれ
いつも酔っ払ってて、呂律が回っていないところしか見ていないだけに、こんなにも饒舌に、しかも的確な指示を与えていることに驚愕してしまった【ウソ】
しかし、『野球は人を変える!!』そう思ったのは事実である!
子どもたちも頭では理解しているものの、身体が言うことを聞かない様子であった
人工芝のゴロはそれほどまでに通常のスピードと違うのであろう
外野の守備に一抹の不安を残しながらも、こうして試合は始まるのであった
初回 ルーキーズの攻撃は三者凡退
その裏、『小さな巨人』海礼の立ち上がり
いつものようにしなる鞭のような腕の振りで快速球を外角へ投げる
しかし、今日はいつもと違い中々審判の手があがらない…
戸惑う海礼
いつもならストライクとコールされていたはずなのに…といった心の声がスタンドまで聞こえてきそうなほど、海礼の表情には不安が溢れていた
しかし、審判は絶対!!
その審判が認めてくれるボールを投げて始めてゲームが成立するのである
ベンチではそう海礼を激励する父『鬼軍曹』の姿があった
先頭打者をショートゴロに打ち取ったもの、2番に四球、3番には右中間にうまく合わせられ1アウト1・2塁のピンチ
ここで、バッターは強打者の4番!
かつて闘った某チームの監督からも「あの子とはまともな勝負は避けたほうがいい」とアドバイスを受けていただけに、どうするかと見ていたが、海礼のストレートをうまく弾き返しヒット!
これを外野のまずい守備もあり、ボールは広いナスパ球場の後方に転々と転がって行き、3点を失うのであった
2回にも2アウトから内野のお見合いと、追いつきながらもグラブからポロリと落としてしまう外野のまずい守備もあり、再び3失点
2回裏終わって0-6と大きくその差が開いてしまう展開に、子どもたちもやや意気消沈の状態であった
しかし、3回表、大智が四球で出塁すると、オ・レの当たりは1・2塁間をボテボテと転がって抜けるライト前ヒット☆
これで、チャンスを広げると今大会好リリーフを見せながらも打つほうでは若干湿りがちであった「スピードスター」キャプテン大翔が、レフト戦を綺麗に破るランニング3HRで、
3-6と追いすがると同時に、ルーキーズは息を吹き返すのであった!!
その裏をきっちり「0」で抑えると、4回表もノーアウトから、健人・大智の出塁で1・2塁のチャンスにオ・レ!!
先ほどHRの大翔にいい形で、繋ぎたかったところだが、2度の送りバント失敗!
ここで当然強攻サインに切り替わるわけだが、勝負強いオ・レはここでもしぶとくライトの前に運び、ノーアウト満塁の超ビッグチャンス!!
塁上でニンマリのオ・レであったが、監督からは「2回も失敗して、ニヤニヤしてんじゃねぇ~よ!!」と激怒の声が飛び交うのは当然であった(苦笑)
「ノーアウト満塁だと、点が入らない」などと野球では良く言ったりするようであるが、このチャンスをモノにしたい!と願っていたのは、ベンチの勝負師といつも優しい大翔ママだけではないはずであった!!
しかし、大翔はちょっと力みすぎたか…
内野フライに倒れて1アウト!
2番翼の当たりは、センターオーバーか!!という大飛球!!
しかし、この当たりを相手センターが一直線に追いかけ、キャッチ!!
その瞬間、サードランナーがタッチアップ!!
と思ったが、あまりのいい当たりに飛び出してしまっていた健人は慌ててサードに戻りセーフ!!
あの当たりであれば、確実にタッチアップ出来ただけにあそこもチームとして反省である!
ノーアウト満塁がツーアウト満塁とアッと言う間に切り替わってしまった!!
しかし、ここで3番陽貴は、持ち前の勝負強さをいかんなく発揮し、ライト前にポトリと落とすタイムリーツーベースヒット☆
これで5-6とついに1点差!!
ゲームの行方は全く分からなくなった!!
しかも、バッターは「頼れる4番」漣!!
予選から5年生ながら、4番捕手として、随所でチームの危機をを救ってきた漣だけにここでなんとか打たせてあげたかった!!!
しかし、、ここは相手ピッチャーの勝ち!
試合もこの後、大翔が相手の3番バッターにドデカイHRを浴びて、5-7で惜しくも破れてしまった…
お昼を終えてからの決勝戦
印旛ブラザーズと豊上ジュニアーズとの一戦
全日本学童選手権千葉県予選決勝の再現であった!
あの時は豊上が5-1で勝利していたが、今回は5-2で印旛ブラザーズの勝利!
どちらが勝ってもおかしくない好ゲームであった!
そこにルーキーズがいてもおかしくないところまで来ていただけに、本当に悔しい…
監督の
「あと1勝させてあげたった」
この一言に今大会のすべてが凝縮されていたんではないだろうか
だけど、ここまでやってくれてありがとう!!
監督には本当に感謝の気持ちしかないよ☆
代表チーム初の県大会!
しかも、千葉県少年野球チーム505チームの中での第3位!!
こんなに誇れることはないと思う!!
ここにたどり着くまでにいろいろあった!!
たった3人しかいなかった新6年生でのスタートだった
叶翔が加わり、それでも4人
夏の『東京新聞杯』では、初優勝が見えるところまで来たが、9-10での惜敗
時には「6年がだらしないから負けたんだ!」とあるコーチからの厳しい一言もあった!
でも、最後の最後で、ここ一番の勝負強さを見せてくれたのが6年生であった!!
大翔!
大智!
叶翔!
海礼!
全員に今回のMVPをあげたいと思う!!
そして、こんな立派な選手を育ててくれた保護者の方々にもMVPの表彰をしたいと思う!!
そんな6年生や6年スタッフと一緒にバカができなくなることが心より寂しい…
しかし、5年以下の代表はもう出発している!
立ち止まる暇などないぞ!!
自分たちで「目標」も定めて、その目標がどのレベルかも実感できたはずだ!!
もう後戻りはできないぞ!
云わば「サイは投げられたのだ!」(by Caesar)
6年生の背中を見て今までプレーしてきたのだから、彼らに負けないプレーを今後見せてもらいたい!!
そのためにも今後ますます厳しいメニューが待っているだろう!
でも、そこをしっかり乗り越えて、自分たちの目標に向かって突き進んでもらいたい!!
新代表は『東葛大会』優勝!!
U5は『東武鉄道杯』本選出場&優勝
U4は『メグミルク杯』優勝
これからはみんながルーキーズの主役として新たなる歴史を一緒に作ろう!!
がんばれ、ルーキーズ!!!
しかし、そうはいってもみんなまだまだ子ども☆
帰宅時の車中では…
監督もみんなもグッスリ夢の中
そう!まるで『遠足後のバスの中』のように…
FIN
葛塾通信(-。-)y-゜゜゜
※スコアなしの中での記載のため 後日加筆訂正もあるかと思いますが、ご了承を!!
監督の一命を受け、Facebook 始めました!!
Facebookログイン後「南部ルーキーズ」検索で開けるはずです(^^)
良かったら、こちらもご閲覧ください☆